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TOA(1)

TOAコネタ集。
あとから小話になるかもしれないものたち。






ルークはなにも言わずに頭を撫でてくれて、ぎゅうって抱き締めてくれた。
冷えきった私の体にゆっくり、じんわりと伝わる熱。
イオン様のさいごをうけとめた、腕が、手が私を包む。

「……っ、ごめんなさいっ…」

ルークがいっそ責めてくれたらいい。
そうしたら私は罪に溺れることができる、のに。
だけどそれを知っているのか、ルークは声一つ出さずに、ただひたすら私の頭を撫でる。
顔をあげられずになきじゃくる私をルークは泣きやむまでずっと守ってくれた。
親鳥が卵にするみたいに、あったかく。

もしもうまれかわれるなら、私は。


アニスとルーク。
傷の舐めあいじゃなくて、





「『残りの人生すべてをかけて、世界中のひとを幸せにしろ、か』」
「……?」
「……ティアは聞いてなかったっけ?湧水道でガイに言われたんだよ。それくらいの気持ちで、これからの人生を過ごせって」
「そうね。それは的を射ていると思うわ。それに…」
「それに?」
「ある意味、私たちがやろうとしていることは、世界中のひとを救うことに近いのかもしれない。自惚れや驕りを語るつもりはないけれど」

誰も気付かないかもしれない、誰も認めてくれないかもしれない。それでも世界を救おうとしてる。

以前の貴方なら、出来なかったことだわ、とティアは穏やかに言う。
かもしれないな、苦笑混じりに頷いて、障気の薄れた空を見上げた。

ルークとティア。
このガイの台詞大好き(そのわりにはウロ覚え)。
死んで償うんじゃなくて、生きて償って。





ただ、ひとしずくだけ、僕のために泣いてください。

イオン様。
泣かないで、はきっと無理だろうから。





その小さな背中に、どれだけ重いものを、背負っていたんだろう。
どれだけ重いものを、背負わせていたんだろう。

ルーク→イオン。後半。





永遠なんて信じていなかった。不変のものなんてないと知っていた。
それでもこんなにも簡単に、『あたりまえ』が崩れてしまうなんて、知りたくなかった。

アニス。
一度失ったモノは、(あたりまえだけど)かえってこない。
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2006.02.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | sss

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