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雲 (カイルと王子)


喩えるならば、貴方は、

「雲、かなぁ」

青空に流れて来る白を指差しながら。
シエルは疑問符をつけた声で呟いた。
シエルの隣りに座り同じように空を眺めていたカイルは「はぁ、」と何ともいえない曖昧な声で返した。

「なんですかいきなり」
「ん?いや、こっちの話」

王子が突拍子もない話題を始めるのはいつものこと、といえばいつものことで。
まぁいいか、とカイルはそれ以上詮索せずに、シエルに倣って、再び果てしない青空を見上げた。


(雲や風に憧れるのは、その自由さにだろうか。大きさにだろうか。いっそかなわないと、届かないと思い知っているからこそ、僕は、)



[幻水5。シエル王子とカイル。風と雲の続きの一部]

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2006.04.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | 幻水

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