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花畑はどこですか? (ロイリオ)


「約束を、したんです」

全てが終わったら、みんなで花見に行こうって。
思いがけない私の提案に彼はその金色の瞳を輝かせて。
小指と小指を絡めて、約束の儀式までしたんです。

あのとき、確かに彼は笑っていたのに。

「・・・・どうしてっ、居ないんですか・・・っ・・・」

いくら私が傷を治しても、約束の相手が冷たく土の中、なんて馬鹿みたい。
冗談ならもう少しまともなものを、くれたら良いのに。

「・・・・っ、ロイ、君」

眠っていた私は知らないけれど、彼は王子の代わりに死んだそうだ。
死体は敵軍が、キルデリクがそれこそゴミのように扱ったという。
竜馬隊が迎えにいったときはすでに手遅れだったと、問い詰めたミアキスがしどろもどろに教えてくれた。

「私が、」

(王子を守れていない間に、貴方は、私の為に、王子を)


花咲く丘から湖へ花束を投げ入れる。
今はもう、冷たい水底で眠る、戦友たちへ。

(もう何度目の春が回ってきたのか。儀式のようにひたすら毎年繰り返す。)



[言葉帳より幻水5。捏造にもほどがあるロイリオ。エンディング後。]

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2006.03.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | 幻水

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