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空を飛ぶ夢を見た (ツナ)


気付いたら、眼下に灰色のビルが広がっていた。
見覚えのある、ビルが立ち並ぶ。
独特の空気。故郷の日本の近所のもの。

(そういえば、随分長いことかえっていないなぁ)

ホームシックにかかるなんてらしくもない。
何の願望が見せた夢なんだろう、こんな非現実な。
ああでも母さん元気かな。みんな楽しくやっているんだろうか。
ランボとかイーピンと遊んでいた日々が懐かしい。
あの時はまだマフィアになるなんて夢物語だと思っていたのに。

随分と、汚れてしまった、かな。

あの頃には戻れないと知っていて、思いを馳せる。
てのひらを覗き込んで、その赤黒くこびりついたものに嫌気が差した。
直接手を下したわけではないにしろ、自分はたくさんのものを奪ってきた。

この灰ガスで汚れた空気はまるで自分みたいだ。

汚い、と思って顔を手で覆う。
けれど口から零れた言葉はいとしい、だった。

「・・・・・・馬鹿にも程があるよ、何言ってんだか」

耐え切れずにしゃがみこむ。
指の隙間から灰色と、それを凌駕するくらい鮮やかな青空が見えた。


(REBORN。ツナ。10年後。おそらくボンゴレリーダー)

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2006.02.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | REBORN

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