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静かに眠れ (シンクとアリエッタ)

不意に肩にかかった重みにシンクは書類から目を離し、小さく息を吐いた。

背後から言葉はないが、わざわざ振り返るまでもなくそれが誰であるのかシンクにははっきりとわかっていた。
こんなことを自分に仕掛けてくる人物は神託の盾広しといえど指折りで。
尚且つ自室にまで入ってくる人物の心当たりはひとりしかいない。

「重い」

書類に目を通すことを再開しながら抗議の声をあげる。
内心無駄だとはわかっていたが。
何か言ったところで離れるはずがない。

「すこし、だけ」

結局そう言われれば許してしまう。
つくづく甘いな、とは思うけれど。

「シンクは、あったかいね」

まだ少し掠れた声の呼び掛けに呆れて。

「いいから静かに眠ってなよね。風邪、まだなおってないんだから」
「……うん」
「ほら、被って」

執務机の向こうに手を伸ばし上着を引き寄せて、振り返らずに自分に寄り掛かるアリエッタに手渡す。

「ありがとう」
「全く…」



(シンクとアリエッタ。なんだか中途半端(汗)。その温度にすがりついているのは、きっと)

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2006.02.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | TOA

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